「EDEN絵画教室：タンタンさんの自由制作」

 

 

今日は私：YUTAKA主宰のEDEN絵画教室でした。

生徒さんは、モデルでアクセサリー・服飾作家の「タンタンさん」です。

彼とはもう初めて会った時から、かれこれ5年近くの付き合いとなりますかね。

モデルさんなので、とても美しい容姿でカッコよくてかわいいです。

彼は自分の中心となる美的感覚をすでに持っていて、EDEN絵画教室では私は講師として、彼の美的感覚を絵画制作の中でうまく引き出す役目に努めています。

うちの教室に通われる生徒さんは天才気質が多いのですが、やはり彼も生まれながらの天才肌です。

彼の才能を潰さないように、うまく導くのが私の使命だと思っています。

 

さて、今日はタンタンさんは面白い素材を持ってきてくれました。

表面が毛羽立っている「何でもシート」という黒い化学繊維です。

教室の前の日から、それに作品を描きたいとLINEで相談を受けていて、私も見たことのない素材なのでどうやって彼に教えるかは正直考えていました。

まあ、簡単に言えば絨毯に絵を描く勝手じゃないのかな？と私は思っていましたので、それなりの描き方を予想して教え方を用意しておりました。

まあ、今日やってみた結果、なかなか吸水性の良い、絵の具を吸ってしまう生地でしたね。

今日はそこに、宇宙的な面白い抽象画を制作しました。

 

彼の美的感覚はもう確立されていて、さらっと描いても込み入って描いても、彼が描いたようにしか見えません。

そこまでの個性の持ち主です。

だから、教室ではせっかくの勉強の場なので、込み入った絵画制作にチャレンジすることにいたしました。

そして、いろんな手法で絵の具を重ねていき、見事にタンタンらしい絵を完成させてくれました。

 

彼には、犬や猫を形で捉えて描くような具象絵画は、彼の才能を殺してしまうような気がして今のところ教えない方針です。

それよりも、思いのままの線や形を、その時の心模様に合わせて自由奔放に描いた方が、彼の才能を引き立てると私は思っています。

そういうわけで、教室を入ったばかりの彼には、彼の描きたいような抽象画に初めっからチャレンジしてもらっています。

EDEN絵画教室では、このように一人一人の生徒さんの特質や要望に合わせて、主にプライベートレッスンの授業を開催しております。

 

まあ教室の方針としてはそんなわけです。

今日の生徒のタンタンさんとも、楽しく制作に集中でき、心落ち着いた授業時間を共有できたと思います。

彼のやる気をこれからも支え続けてあげたいと、私は願っております。

 

 

【俳句】

・麗人の　絵画制作　夏支え

・可愛さの　引き立つ絵画　梅雨絵描く

・夏絵描く　自由な気持ち　筆託し

・可愛さは　何よりも武器　夏休み

・アートとは　心の自由　夏の風