「アートうちわ」制作しました!
【うちわ作品・・・「うちわ展」で展示販売します(ギャラリーG2、アートスペース草)】
二つのギャラリーをまたぎ、二週間にわたって展示販売会をします!!!
入場観覧無料です!
ぜひお越しください!
『うちわ展』:2024.7.18(木)~23(火) ギャラリーG2(銀座奥野ビル1階)
『これぞうちわアート』:2024.7.25(木)~29(月) アートスペース草(鹿島田)
【クリスチャンアート + 芸術村】うちわ
十字架うちわ1
十字架うちわ2
柿渋うちわ(大分県伝統工芸品に作画)
ESSAY
「大丈夫だよ」
私は、幼少期から両親に怒鳴りつけて育てられたため、自分には人を愛せないと思っていました。
はっきり言って、私は、親からの態度にあまり愛を感じたことがありません。
でも今は、それどころか、私はどんどん人を愛しています。
やっぱり、人間はいつからでも変われるんですよ。
親は、私を愛していても、私の愛し方を知らなかったのだと思います。
あれはいけない、これはいけないと、理由もなく自由を束縛し、上から叩きつけて私を育てました。
私が絵を描くのが好きだという事は許していてくれていましたが、本当にはそれが気に入ってなかったのだと思います。
実は、私は絵を描くのが好きだった事が功を奏し、小学生3年生の時に描いた写生大会の絵が、有名な世田谷美術館で一番高位の賞の「特選」を戴きました。
そして想い出すといつも涙が出そうになるのですが、その想い出の写生画を、私の知らないうちに両親のどちらかが捨ててしまいました。
中学生になって気がつけば、家のどこにも無かったのです。
実はその受賞作品は、家で額に入れてもらったことも、飾ってもらったことも一度もありませんでした。
それでも私は挫けずに、芸術家になる夢を叶えました。
それと、まだ私の自信を挫けさせた出来事があります。
私は、地元の用賀中学校からその当時トップであった早稲田大学高等学院に受験で入り、そのまま早稲田大学に進学して苦学の末にめでたく卒業できましたが、その後、なんと卒業証書まで知らないうちに捨てられてしまっていました。
だから、私は卒業した記念が賞状で残らず、パソコンデータでしか残っていないのです。
本当に悲しいです。
そしてその事を、父母に責めると「そんなこと知らねえ」「私はやってない」の一点張りで、逆ギレされるだけで謝ってもらったことが一度もありません。
こうして私は、自分の歴史で本当に大切な記念のものを両親にサッパリと捨てられて、アートにおいても、学歴一般社会においても、両親によってダブルで自信を喪失しかけたのです。
その時は本当に悲しく、もう人間を辞めたいと思いました。
自分の歴史を振り返った時に、本当にダメな父母だったと思っています。
少年期と青年期の出来事ですが、想い出すと、今だって私はその事を心で泣いています。
しかし、こんな私でも今では、人を愛せるようになりました。
芸術家にもなれたし、個人事業の社長にもなれました。
そうなれるまでの私の努力が大きかった事は自認しますが、結局は今、愛する妻も手に入れて、愛弟子や様々な友人もでき、愛で溢れた生活を楽しんでいます。
もし、あなたが人間が大嫌いで、今は人間不信になっていたとしても、人間の真心を信じていれば、いつかは私のように人を愛せるようになります。
だから、辛くてもどうか決して諦めないでくださいね。
人間は思い一つでいつからでも変われますから。
自分らしくて良いんです。
輝いて良いんです。
大丈夫だよ。
あなたの思った通りに、いつでも良い未来を信じて動いてくださいね。
【俳句】
・夏の日に 輝いたって いいんだよ
・辛かろう 苦しかろうと 燃ゆ記憶
・燃ゆ想い 信じて進め 愛のため
・人知れず 涙溢れた 月見草
・夏の月 自分らしくて いいんだよ