ハマ喫茶店「カルディー」
ESSAY
「ハマの喫茶店『カルディー』」
昨日の「港の作家展」初日の仕事後夜、懇親会会場の階上にあるワシントンホテルに泊まりましたが、本日はチェックアウトの後、桜木町にある純喫茶レストラン「カルディー」でランチして帰りました。
仲良しのメンバーである、荒井さん、小野口さん、ロミ石川さん、あと妻の愛琥と私の5人で店で待ち合わせて、ランチ飲み会しました。
純喫茶のドライカレーを頼んだのですが、これが本当の本当に、誠に美味かったです。
そして、純喫茶のピザトーストも食べたくなって追加注文しましたが、これも至極美味でした。
ああ、純喫茶といえば、コーヒーの背後に隠れた、美味しいドライカレーに美味しいピザトーストだよな、やっぱし。
まあ、赤ワインで乾杯してから、喫茶店で飲み食べして、5人で話に花を咲かせて遊んだわけです。
なんと、飲み進めていると、ピアノ生演奏が始まりました。
後ほど演奏後にピアノ奏者がこちらのテーブルに来たので、ロミさんが色々聞くと、名古屋から観光できてこの店でピアノを弾かせてもらっているとの事でした。
奏者はとても若い20代くらいのオシャレな男性でした。
そして2時間ほどランチ会を楽しむと、その後は、ドップリと疲れていたので愛琥と家に帰りました。
残りの3人はこれからも遊ぶようでしたので、2人と3人で別れて、今日はオシマイとなりました。
帰る前に店の隣にあるお稲荷さん「岩亀稲荷(がんきいなり)」を見学しました。
その岩亀の名前の謂れは、江戸時代の遊郭「岩亀楼」のナンバーワン遊女「亀遊大夫」から発していて、彼女は黒船で横浜港に来たペリー一向の軍人をお相手をする命令を拒み「私は倭の女郎花(私は日本人の遊女のスターだ)」と有名な辞世を残し自害までしたそうで、その歴史から岩亀楼の「岩亀」の名前を取って生まれたそうです。。。
そういう所以で、ここにお参りする女性が、婦人特有の病気の回復を祈ったり、これからの無病息災を祈願するのだそうです。
なんとこの稲荷は喫茶店カルディーの庭の中にありました。
きっと岩亀大夫やその関係者とこの店のオーナーのご家族とは、歴史的に深い関わりがあるのでしょう。
稲荷見学をした後、愛琥と夫婦デートをするつもりでしたが、昨日の疲れが取れず疲労MAXでしたし極暑激しく気も萎えて、すんなり直帰で我が家に帰宅しました。
そして、家に着くなり、冷房をガンガンに効かせて即、寝入ってしまったのでした。
こうして港展の会期中2日目は、会場である横浜市民ギャラリーすぐ近くの純喫茶で楽しく過ごしたのでした。
【俳句】
・夏深し 純喫茶食う ドライカレー
・美味い飯 カフェで味わう 夏の昼
・カフェ飯や 一番美味い ドライカレー
・スパグラや とけて糸引く 夏ランチ
・懐かしの ケチャップライス 夏旨し