隼展トークショー
ESSAY
「隼展四日目:トークショー」
本日は午前中に「EDEN絵画教室」をして、自由制作講義を愛弟子:TAmAKIさんにマンツーマンレッスンした後、隼展会場へ向かいました。
本日は15時から主催者二人(齋藤君、市森君)からのトークショーがあり、その場に集まり参じた出展者アーティスト達が参加いたしました。
トークショーの内容は、そもそもどのように隼展が形作られ、第一回目からの簡単な歴史を振り返り、これからはどうしたいかの展望図までを話されていました。
齋藤君も市森君も「話す言葉」が非常に理知的で、文章で書くような言い回しをいきなり口で言える力があり、二人とも頭が良いんだなあと深々と感心してしまいした。
私が彼らの年齢の時には、そのような力はまるでありませんでしたから、あと20年して彼ら二人が私と同い年に到達した時には「スーパー美術人」として生きていることを期待したいと思います。
トークショーも終わると、今度は「河島世分くん」のインスタレーション「美術見」に参加して、しばらくコーラ片手に馬鹿話を私から発して皆で興じました。
もう世分君のビニールシートには男女4人も若者のお客様が座っていて、そこに混じり合いました。
実は隣には「佐藤ひろみさん」がいて、デッサンさせて頂き壁に貼りました。
また、そのまま美術見を続けていく中でも、ちらほらと一般の観覧客が私の作品の前にいらしてくれた時には、ビニールシートから抜けてお客様に作品解説もさせて頂きました。
そんな感じで「美術見」をビールも交えて閉廊時間の夜8時まで続け、途中、会場受付に戻って当番もしたりして会場で時を過ごしました。
【俳句】
・若者よ 大志抱けや 美術展
・お疲れや 使い果たした 扇風機
・戦いて 羽折れて死ぬ 扇風機
・座敷芸 ビール片手に 余興する
・老い若き 年隔てても 夏に湧く