裏千家お茶会
東京ますいわ屋二子玉川店「着物を着る会8月イベント」
YUTAKAと愛琥:夫婦浴衣写真
YUTAKA、浴衣でポーズして遊ぶ(灰色2単浴衣に茶色モノグラム帯)
愛琥、浴衣姿(白黒配色の市松模様に赤い帯)
ESSAY
「『着物を着る会』:裏千家お茶会」
今日は「東京ますいわ屋二子玉川店」さんに招かれて、「裏千家お茶会」へと参加しました。
妻:愛琥と共に参加しまして、夫婦揃って浴衣姿での出立ちでした。
私は、両国で買った生地2単使った特大サイズの灰色チェック柄浴衣に、チョコレート色のモノグラム模様の帯。
愛琥は、白と黒の市松模様の浴衣に、赤い帯での参加です。
ここ「ますいわ屋さん」は着物屋さんなのですが、入り口にギャラリー展示スペースを設けていまして、私はもうかれこれ3年間ここで個展をさせて頂いています。
妻の愛琥と結婚記念に夫婦展を一度しましたが、それ以外は私:YUTAKAの個展を3回させて頂きまして、合計4回も「ますいわ屋さん」にお世話になっております。
実はこの二子玉川のお店が近々、高島屋南館4階から高島屋本館6階に移るということで、南館店舗を閉める前の最期のイベントとして「着物を着る会」に招待されました。
「着物を着る会」とは、参加者が皆、着物や浴衣を着て何かの体験を共有するイベントの事なのですが、毎月一回開催していまして、その月によって内容が違います。
そして今回8月、南館店仕舞い最後の「着物を着る会」は、「裏千家お茶会」となりました。
YUTAKAはお茶の作法など、何にも知らないでの参加です。
愛琥は作法を知っていましたが、こうやって正式に参加することは珍しいのではないかと思っています。
それでも、お茶を淹れてくれる「宮原先生」が心が広く優しい女性でしたので、戸惑いながらもとっても楽しめました。
基本的に、ルールに縛られずに自由にやって良いと仰ってくださったので、初めから気が楽でした。
宮原先生がお茶を淹れる一挙手一動作をよく観察したり、和菓子を食べる方法や運ばれてきたお茶を飲む際の実際的な作法を学んだり、抹茶の粉が入った蓋付きの和容器を眼で見て愉しむ方法や、今日の竹製茶さじの造りや由来、茶釜の横に生けた花と花器の意味など、さまざまなレクチャーを受けられて面白かったです。
要するに、茶室を宇宙に見立てて、最小限の要素で最大限の内面的な遊びをするんだな、と私は思いました。
なぜだか、お茶を静かに皆で共有すると、本当に涼やかな気持ちになることも発見できました。
これが、「無の境地」なのかもと思いました。
まあ、そんな感じで夫婦揃って裏千家お茶会を心ゆくまで愉しみました。
実は今日は銀座うちわ展に出した、YUTAKA手作り制作のオリジナルアートうちわを持っての参戦でした。
とても注目を集めて、私も満足できましたよ。
その他、愛琥は自分で作った「げーじゅつまるくん・げーじこちゃん人形セット」を持って、お店で披露しました。
お店を去る際には、清野店長様のご好意で、夫婦写真をスタッフの方に撮って頂き、とても良い記念となりました。
ますいわ屋さん、南館での今までの事を本当にどうもありがとうございました。
また、本館で新規店舗スタートした時からも展示活動を頑張らせて頂きますので、これからも夫婦揃ってどうぞよろしくお願いたします!
【俳句】
・裏千家 初秋茶囲う 内宇宙
・茶室から コーンと響く 風炉茶音
・風炉茶釜 分福茶釜 想い出し
・菓子と茶で 宇宙味わう 秋初め
・秋澄むや 茶室の美人 手を回し