「AJAC展」
友人達です・・・会長:佐藤ひろみ 会員:とりのこいろ
YUTAKAと上野風景
ESSAY
「上野展覧会を巡る小冒険」
久しぶりに上野に行きました。 というのは、二つお目当ての展覧会があったからです。 今回は上野展覧会を巡る小冒険ですね。 一つ目は「朋の会」。 こちらは美術団体新構造社の中にある発表グループの一つです。 主に小作品の風景画などをメインに年一回展示されています。 今回観覧しましたが、上野駅公園口改札を出てすぐ右にあるレストランの一角に仕切りを作って併設されている「上野パークスギャラリー」での風景画展覧会でした。 一作家分(田辺直美さんの分)は抽象的版画作品も交えておりましたが、他の作家の方々はそれぞれに個性の光る素晴らしい風景画を展示されていました。 新構造社作家の良いところは、作風がてんでバラバラな多様性でして、一人一人の作風は違いますがその一人一人の個性が突き詰めて表現されているところなんですね! 「その人固有の絵画に対するイズム(思想・主張)を、会員それぞれが自他共に認め合う。」 新構造社には、そういう理念が会の理念として基本的にあるのです。 会場には理事の大浦さんと委員の毛利さんがいまして、ご挨拶して少しお話もしまして、これから上野東京都美術館(以下、東都美)で開催している美術団体AJACの会長で、友人の「佐藤ひろみ」さんのお話も少し交えました。 はい、そうなんです、二つ目は「AJAC展」です。 東都美2階奥の展示会場の受付に着くや否や、私が申し上げていないのに、受付嬢さんが内線電話で「佐藤ひろみ」さん(以下、ひろみさん)を事務所から「亀ヶ谷さんがお越しです!」と呼んでくれて、ひろみさんがすぐに駆けつけてきてくれました! 会長のひろみさんが受付嬢に会長直々にそう言いつけていたようで、このひろみさんの計らいに感激しました。 すぐに現れたと思うと、ひろみさんは満面の笑みで迎えてくれました。 あと、隣には日本刺繍人形作家の「とりのこいろ」さん(以下、とりのこさん)も引き連れていました。 とりのこさんは、実は何年も前からの友人で一緒にもグループ展で何回か展示している仲良き仲です。 代表作は「ネコ人形シリーズ」、「チンアナゴ人形シリーズ」や「深海魚コケギンポ人形シリーズ」、最近の作品は「白いハニワ人形シリーズ」です。 ここ最近3ヶ月以上は会っていなかったから、こうして彼女に再会できてとても嬉しく思いました。 私は初めて知りましたが、とりのこさんはAJACの会員になったそうです。 フリー作家から美術公募団体所属作家に転身したので、是非、自分一人では出来なかった会の後ろ盾をたくさん役立てて、ますます美術の道を頑張ってほしいと、友人として私からも願っています。 ひろみさんが受付嬢に呼ばれてくるとすぐに、ひろみさんと、とりのこさんと、私とで、記念撮影会に興じました。 ひろみさんの作品の前で、ひろみさんと私とで2人一緒を撮り、とりのこさんも加わって3人一緒も撮り、はたまた、とりのこさんの作品の前でとりのこさんと私とで2人一緒に撮り、ひろみさんと私でとりのこ作品を挟んで記念撮影しました。 みなさん、記念撮影って馬鹿にしちゃいけないです。 本当に大事ですよ! みなさん、必ず大切な人とは一緒に記念撮影をすることを私は強く強くお勧めします! なんせ記念ですからね!。。。それも一生の記念です。 あるのとないのじゃ、後で思い出に浸りたい時に、写真があるだけで思い出の鮮明感と臨場感が半端なく違いますから。 こうして撮影に興じた後は、ひろみさん&とりのこさんは事務所に行き一旦私と別れて、私一人でAJAC展観覧をじっくり楽しみました。 なんて言うかな。。。自由!!! しかも海外作家もたくさん出展していて国際的です! AJACは創立50年を迎えたそうで、会で育んだオリジナルの歴史もしっかりあって、なかなかに良い美術団体だと改めて認識を深めました。 帰りは、AJAC事務所に呼ばれて、お茶とお菓子を戴きました。 久しぶりの上野はこうして二つの展示を味わって大満足に終わり、幸せでした。 余談ですが、自分へのご褒美お土産を買うのも忘れていません。 「藤田嗣治マグネット入り指人形」なる心輝くアイテムを見つけて、東都美ミュージアムショップで仕入れました。 襟の立ったラメ入りピンクの格子シャツに黒の蝶ネクタイ、顔はもちろん鼻ちょび髭の「世界のFUJITA」です。 めっちゃオシャレでかわゆいなあ。。。彼の良さをうまく表現しているアイテムだな!と、一目惚れして即買いです。 それも東都美に着くやすぐに店に入ったら目の前に見つけてしまい、AJAC展観覧前にしっかり購入して、ひろみさんとの記念撮影で藤田指人形を人差し指に嵌めてちゃっかりポーズを決めました。 面白いなあ、東都美に売ってるアイテムは普通じゃない! 東都美ミュージアムショップは昔から好きで色々と際立つ色物を買っていますが、これからも目が離せませんね!
【俳句】
・秋踊る 世界のFUJITA 指人形
・風景画 色に形に 秋飾る
・世界風 秋に吹かすは 国際展
・暑き秋 ちっとも寒く ならないや
・秋の日の 熱射に透かす サングラス