友人「アッサラーム智子」個展
湯島ネパール料理店「バイダム」にて
「劇場の猫天使」:YUTAKAが購入
個展祝いパーティーの様子
ESSAY
「YUTAKAの『EDEN絵画教室』と友人『アッサラーム智子』個展」
本日は私:YUTAKA主宰の「EDEN絵画教室」でコスチュームデッサン(=着衣モデルデッサンの事)をした後、そのまま参加生徒さん二人を連れて友人「アッサラーム智子」さん(以下、智ちゃん)の個展に行きました。
場所は湯島にあるネパール料理店「バイダム」です。
実はここバイダムでは、私が今年の1月始めから4月初頭まで3ヶ月間に渡って個展をさせて頂きまして、私の縁で智ちゃんをこのお店のプロデューサーの木村さんにご紹介差し上げたのです。
彼女は実は、私が20年前に卒業した伝説の美術学校「セツ・モード・セミナー」での同級生同士なのです。
そういう同郷の縁でこの店への紹介に至りました。
さて、今日のコスチュームデッサンのモデルは、私の妻の「森木愛琥」でした。
愛琥にモデルをしてもらう回はとても珍しいのですが、実は誰よりも一番スタイルの整った長身でカッコいいモデルだと私は思っています。
私のEDEN教室では、様々な個性的なモデルを順番に使っていますが、愛琥にモデルは普段頼まないのです。
ですが、今回は特別に愛琥に着衣モデルをしてもらいました。
顔はまあ、旦那の私が言うのもなんですが、とても整っていて美人です。
彼女は172センチも身長がありますし、痩せているのに体型がボンキュッポンで見た目にメリハリがありますからね。
愛琥に、下はホットパンツ、上は胸元のひし形に開いたデザインの薄い白ニットブラウスを、靴は黒いハイヒール、という出立ちに私が着替えさせ、参加生徒二人と私でデッサンに興じました。
参加生徒は愛弟子の「高田 とうこ」さんと、新構造社委員の「荒井 令子」さんです。
私は、生徒に、それぞれの個性的な自分だけのデッサンを追求させています。
うまく描く必要なんかないし、下手でも良い。
むしろどんどん下手に描きなさい!
自分のデッサンを作りなさい。
そう教えています。
だって、人と同じにコピーして描けたところで、私はそこに作家性を何にも感じないからです。
そんなお手本を写しとるだけの教育には、私は何らの意味も感じていませんからね。
生徒には2時間の授業で8枚の10分間デッサンを描かせましたが、とうこさんも、荒井さんも、自分オリジナルの素晴らしいデッサンを仕上げてくれました。
その後、湯島にあるネパール料理店「バイダム」へ、夕方5時到着予定で私と生徒二人の3人で向かいました。
1時間ばかりかけて地下鉄で向かい、湯島駅では新構造社会員「小野口 和代」さんと待ち合わせして合流しました。
それから店に歩いて4人で向かって集合時間の5時前より少し早く着きますと、友人帽子作家の「ロミ 石川」さんがもう店の中でカクテルを飲んで待っていて、智ちゃんも奥の席にいて何やらセッセと背中を入り口側に向けて準備に勤しんでいました。
それから、バイダム展示のプロデューサー「木村 正巳(まさみ)」さんも到着し、7人での楽しい個展オープニングパーティーが始まったのでした。
「智ちゃん、個展開催おめでとうございます!乾杯!!!」
と、私が乾杯の挨拶を代理して、各々に頼んだ生ビールやソフトドリンクのグラスを音を鳴らして交わし合い、賑やかな時間は始まりました!
皆、それぞれに好きなダルバード(ネパールのカレー)とおつまみを頼み、腹を満たしながら面白トークを交わして、幸せな時間を分かち合いました。
流れとしては、まずは一人一人自己紹介するところから始めて、それに関連して様々な話題で盛り上がり、あっという間の2時間半の大歓談が幕を閉じた格好でした。
それとですが、私は智ちゃんの作品を一点買いました!
買ったのは大きさA4サイズ作品で、目が独特の形に訴えている「赤い劇場のネコ天使」です。
私は芸術家でありながら、私の会社「EDEN PROJECT」の実務としてコレクターもしているので、彼女の作品を実は前々から手に入れたかったのです。
初日に私が買って一点売れたことで、願わくば、智ちゃんのこの度の個展の景気付けになれば良いなあと、強く願っております。
まあそうして夜7時半には店を出て、皆で解散いたしました。
私は、セツモードセミナー同級生のこのアッサラーム智子さんが、これからアート界で活躍して光り輝くのを楽しみにしております。
「頑張れ、智ちゃん!!!」
【俳句】
・我が妻の モデル姿や 秋の陣
・友光る 異国カレー屋 展覧会
・秋の宴 グラス交わして 朋祝う
・秋の夜 女豹店立つ 裏の街
・秋夜道 雌猫照らす ネオン灯